Pop-up shopへの想い

Faline Tokyoのオーナーの Baby Mary (@babymaryfaline) に出会ったのは、僕が21歳の時にロンドンで。

ロンドンのストリートファッションの聖地的な kokontozai というセレクトショップのオーナーであり、印象的で素晴らしい作品をたくさん生み出しているファッションデザイナーの Marjan Pejoski (@marjanpejoski) 宅にて、彼に Baby Mary を紹介された。
チャーミングで、クレイジーでエレガント、いつまで話を聞いていても飽きない彼女に惹かれ、日本に帰ってきてからも、ファッションと関係のない場でも、とても仲良くさせてもらっていました。
また、原宿のKawiiカルチャーを世界に発信し続け、ハイエンドとストリートをミックスした彼女のセレクトショップにはとても個性的な人たちが集まり、いつ遊びに行っても本当に楽しかった。

僕の大好きなデザイナー Jeremy Scott (@jeremyscott) , Kim Jones (@mrkimjones) , Lara Bohinc (@larabohinc) などたくさんのデザイナーを彼女から紹介してくれたり。ファッションを通して僕の世界観をとても広げてくれたのも彼女だったりします。

自分が以前の仕事を離れ海外にいる時にも、本当によく心配して連絡をくれたり、励ましてくれた。

僕らをもともと紹介してくれた Marjan と恋人の Sasha の結婚式で Maryちゃん と久々に再会したときに、私、パリコレ帰りでユーロが余ったからと、僕を気遣い400€を持たせてくれた。

1000€貰うと気が引けるけど、400€くらいならあなた受け取れるでしょと彼女は僕が恐縮しないように気遣ってくれた。
これは僕の大切な思い出での一つです。

そんな彼女は、青山に新しく Miss Faline という少し大人なセレクトショップをオープンさせ、僕を含めたくさんの人たちに愛された 原宿 Faline Tokyo をクローズすることになった。
僕にとって思い出のたくさんある 原宿 Faline Tokyo で、どうしても僕の作っているプロダクトのポップアップショップをしたくて、今回このタイミングでのポップアップとなりました。

コロナ禍ですので非常に悩みましたが、ポップアップをしたい気持ちが勝りました。
いらっしゃる方には健康や安全に充分にお気をつけて頂きたいですが、
僕にとっての優しさに包まれた空間を、皆様にもひとめ見ていただければ幸いです。